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プシュケ☆Psyche 先生の日記


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プシュケの妖精日記夏至と太陽の転換点(火の浄化)
2025-07-06 03:59:10
&#127763; 第一章:夏至と太陽の転換点(火の浄化)
──すべての願いは、“燃やすこと”から始まる

一年で最も昼が長く、夜が短い日──
それが「夏至」です。
この瞬間、太陽の力は極まり、空は火のように燃え立ちます。
でもそれは、永遠に続く光ではありません。
夏至を境に、太陽は少しずつ陰に向かい、静かな手放しの季節が始まっていくのです。

古来より夏至は、「決断」と「燃焼」の象徴でした。
感情、執着、怨念、未練──
心の奥底に溜まったものを、太陽の火に投げ入れ、燃やし尽くすとき。
これは破壊ではなく、再生への第一歩です。

この日、紙に書き出して火で燃やすという儀式が世界各地に伝わっています。
それは願いを叶えるためではなく、
願いの邪魔をしているものを手放すための“火のワーク”。

&#127774;「本当に欲しいものを迎えるには、先に手放すものがある」
そのことを、夏至の太陽が教えてくれます。

この火の浄化を通り抜けた先に、
水の禊(夏越しの祓)、
土の再生(半夏生)、
そして風の祈り(七夕)──
四大エレメントによる“魂の巡礼”が始まるのです。

さあ、今ここで、あなたの心に火を灯しましょう。
その炎は、過去を焼き尽くし、未来を照らす導火線となるはずです。